TOP > ヘルメットの手入れ方法
4)手入れ方法
ヘルメットの外装は、排気ガスを浴びてかなり汚れやすい。また内装も、とくにフルフェイスの場合は、直接髪や皮膚に触れるので、汗などの匂いもつきやすい。また、フルフェイスやジェットヘルの顔面を覆うシールドの汚れは、視界に影響するので、こまめに手入れしておくことが必要である。
外装は、バイク用品店に行けば専用洗剤も売られているが、中性洗剤を薄めたものでも十分きれいになる。汚れをふき取ったあと、さらに美しく仕上げたい場合は、専用ワックスをかける。ベンジンなどの有機溶剤は、材質を溶解する恐れがあるので、決して使わないこと。
内装は、取り外せるものは取り外して、中性洗剤で軽くもみ洗いし、陰干しする。取り外せないものも、中性洗剤を薄めたものをタオルに浸してかたく絞り、ふく。匂いが気になる場合は、消臭スプレーなどを使用する。また、消毒用アルコールをスプレーしてもよい。この場合もヘルメットの内部が乾燥するように、風通しのよい日陰で乾かす。
シールドの手入れは、もっとも重要である。シールドも専用クリーナーが市販されているが、中性洗剤をティッシュペーパーで広げてふき取るだけできれいになる。ただし、あまり強くこすると表面のコーティングがはげるので注意したい。車のフロントガラスと同じように、撥水スプレーなどを塗布しておくと、雨天の場合でも視界が悪くならず、また汚れも付着しにくくなる。
ヘルメットの耐用年数は、説明書にも記載されているが、使用頻度にかかわらずおおむね3〜4年といわれている。外見上、問題がないように見えても時期が来たら交換した方がよい。また、一度でも転倒などで衝撃を受けたヘルメットは、耐用年数に達していなくても安全は保障できないので、すぐに交換するべきである。
参考文献 「バイク・メンテナンス大百科」CBSソニー出版

